009 仕事の全体像 その3

デザインが終わったらユーザーテストを行い、
その後FTPなどでサーバーに納品する。

ネット経由でデータのやり取りができることは
遠隔地からの修正や更新が可能というメリットがある。

FTPによる納品はファイル受け渡し用のサーバーにアップし
そのURLをクライアントに教えることもあれば、
直接本サーバーにアップする方法もある。

主なFTPソフトにはFEACH(MAC),FFFTP(WINDOWS)などがある。
DREAMWEAVERにもFTP機能が搭載されている。

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008 仕事の全体像その2

次にデザイン制作に入っていく。

企画書に沿って具体的なデザインの方向性を考えるのが
アートディレクターやクリエイティブディレクターと呼ばれる人。
豊富な制作経験が求められる。

彼らの重要な仕事の1つにコンセプトメイキングがある。
センスや感性のみでのデザインではなく、言語化した、
説明可能な言葉としてコンセプトを編み上げる必要がある。

クリエイティブを縛るものでなくて、
さらにスタッフ一同が作業上「ブレ」ないコンセプト作りが重要だ。

イラストレーターやフォトグラファーの決定も彼らの仕事。

コンセプトが決まり方向が定まると実際のデザイン業務が始まる。
デザインはディレクターとデザイナーの共同作業となるが、
どちらに決定権があるかは各会社による。

この際注意したいのが、スケジューリング。
タイトな日程でチームに負荷がかかりすぎないように
シンプルかつ優先順位が明確となるように調整しなければならない。

納品前にしておくのが、検証とデバック。
正しくWebサイトが表示されるか、
各種ブラウザの様々なバージョンでの検証が必要だ。

ネット上のサーバーにデータをアップして行うが、
本サーバーではなく「テストサーバー」でチェックする。

またデザインだけでなくコンテンツのチェックも行う。
誤字脱字や文字校正、価格やデータの数値に間違えがないかなど
各コンテンツをチェックしていく。

リンクチェックも欠かせない。
Dreamweaverなどを使用すれば人的デットリンクを防ぐことができる。

(その3に続く)


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007 仕事の全体像その1

webデザイン業務の大雑把な全体像は、
「ヒアリング」→「企画」→「制作」→「納品」という流れになる。

「ヒアリング」とはクライアントの打ち合わせにおいて
クライアントの要望や企画意図を聞き出すこと。
具体的なデザイン案ではなく、マクロ視点でクライアントの哲学、
価値観を感じ取ることが大切。

この企画の目的・理解を共有し、方向付けすること。
これがヒアリングの役割となる。


次にやるのが「企画」。
プロデューサー・ディレクターを中心に企画書を作成する。
企画書は文章でかかれることが多い。
それだけにアイディアが問われることとなる。

その企業のブランディング効果やどんなメリットがあるのかが
分かりやすく書かれる必要がある。

具体的には、
「企画の趣旨」「競合サイトの分析」「サイト構成」
「デザインアイディア」「他メディアキャンペーンとの連携」
などの項目を文章で書き起こす。
Microsoft PowerPointやAdobe Illustratorなどで作られることが多い。


企画書前後にデザインのプレゼンテーションが行われる。
プレゼン用のデザイン案は「モックアップ」と呼ばれる。
モックアップはPhotoshopで作成するのが一般的。

モックアップ時にはコーティングのしやすさや更新時の拡張性、
Flash、JavaScriptの導入などに考慮する必要がある。
プレゼンは数回おこなわれイメージを煮詰めていく。

プレゼンはコンペ(大規模)や競合プレ(小規模)と呼ばれる
各社制作会社が受注を賭けて争うプレゼンもある。

(その2に続く)

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006 web制作の職種

近年web制作の案件を1人で制作の請け負うのは非常に稀になり、
制作チームを組織して複数人・複数会社が関わる体制が取られるのが
一般的になっている。

それに伴い、制作に関与する「専門職種」が生まれているが実情だ。
背景にはwebというメディアの影響力が広まり巨大化すること、
それにまつわる知識や技術が専門化・細分化していることがある。

高度化するスキルと細分化する職種をまとめておこう。


【プロデューサー】

営業業務やクライアントとの折衝、スケジュール調整、コスト管理など
web制作の取りまとめ役。
制作作業には加わらないが、客観的なデザインチェックの役割も。
対人コミュニケーション>制作技術が求められる資質となる。
「プロジェクトマネージャー」と呼ばれることもある。

【ディレクター】

現場の責任者。制作チームのディレクションを行う。
プロデューサー的な役割をこなす場合も。
そうした役割を区別する意味で
サイト全体のトーンを決めるデザインの責任者を「アートディレクター」
システムやプログラミングを統括する技術的な責任者を
「テクニカルディレクター」と呼ぶこともある。

【デザイナー】

グラフィック系のソフトウェアスキルを持ち
デザイン知識に優れた人材。
広い意味でweb制作全般を受け持つ人のことをwebデザイナーと
呼ぶが、チーム内ではデザイン、画像処理、(コーティング)
などを任されることが多い。

【コーダー】
W3Cの推奨する仕様に従い、HTML・CSS・Javascriptなどを書く
サイト制作の仕上げを担当する。
聴覚障害者のアクセシビリティーなどの配慮も求められる。

比較的単純で根気がいる作業を強いられるが
きれいなHTMLの記述を習得しておくと後々デザインに役に立つ。

【プランナー】

プランニングはプロデューサーやディレクターの仕事ではあるが、
独自性のある企画ではプランナーを置く場合もある。
斬新なアイディアと訴求力のある企画が求められる。
アイディアを企画書に落とし込み、
クライアントにプレゼンテーションするのが仕事。

【マーケター】

企画によって、特に新規にブランドを立ち上げるときなどに
マーケティングに精通するマーケターと呼ばれる人を活用する。
市場規模、市場内でのポジショニング、ターゲットの選定など
精緻なリサーチに基づいた資料提出が仕事。

【Flashクリエイター/フラッシャー】
Flashを制作するスタッフ。
インタラクティブなサイト作りにはFlashはかかせない。
小さなボタン制作、簡単なアニメーション、
ActionScriptのプログラミングなど様々なスキルが必要。

【コピーライター】
webサイトの名称から各記事のタイトルを考える
コピーライティング(キャッチコピー・宣伝文句)のプロフェッショナル。

印刷の世界同様センスはもちろん、ウェブではSEOの知識も必須。

【インフォメーションアーキテクター】
webサイトの情報を構成・デザインする人。
具体的には企画書を元に情報整理、サイトマップ、ワイヤフレーム、
インターフェイスを設計する。

ユーザビリティやアクセシビリティや
認知工学、人間工学などの学術的な知識が不可欠。

【イラストレーター】
WEBサイトのイラスト・アイコン・テクスチャーを制作。
デザイナーが兼任する場合もあるが外注が多い。

知識よりセンスが重要で紙媒体のイラスト活動と両立可。
今後、アニメーション専門の「webアニメーター」という職種もできるかも。



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