006 web制作の職種

近年web制作の案件を1人で制作の請け負うのは非常に稀になり、
制作チームを組織して複数人・複数会社が関わる体制が取られるのが
一般的になっている。

それに伴い、制作に関与する「専門職種」が生まれているが実情だ。
背景にはwebというメディアの影響力が広まり巨大化すること、
それにまつわる知識や技術が専門化・細分化していることがある。

高度化するスキルと細分化する職種をまとめておこう。


【プロデューサー】

営業業務やクライアントとの折衝、スケジュール調整、コスト管理など
web制作の取りまとめ役。
制作作業には加わらないが、客観的なデザインチェックの役割も。
対人コミュニケーション>制作技術が求められる資質となる。
「プロジェクトマネージャー」と呼ばれることもある。

【ディレクター】

現場の責任者。制作チームのディレクションを行う。
プロデューサー的な役割をこなす場合も。
そうした役割を区別する意味で
サイト全体のトーンを決めるデザインの責任者を「アートディレクター」
システムやプログラミングを統括する技術的な責任者を
「テクニカルディレクター」と呼ぶこともある。

【デザイナー】

グラフィック系のソフトウェアスキルを持ち
デザイン知識に優れた人材。
広い意味でweb制作全般を受け持つ人のことをwebデザイナーと
呼ぶが、チーム内ではデザイン、画像処理、(コーティング)
などを任されることが多い。

【コーダー】
W3Cの推奨する仕様に従い、HTML・CSS・Javascriptなどを書く
サイト制作の仕上げを担当する。
聴覚障害者のアクセシビリティーなどの配慮も求められる。

比較的単純で根気がいる作業を強いられるが
きれいなHTMLの記述を習得しておくと後々デザインに役に立つ。

【プランナー】

プランニングはプロデューサーやディレクターの仕事ではあるが、
独自性のある企画ではプランナーを置く場合もある。
斬新なアイディアと訴求力のある企画が求められる。
アイディアを企画書に落とし込み、
クライアントにプレゼンテーションするのが仕事。

【マーケター】

企画によって、特に新規にブランドを立ち上げるときなどに
マーケティングに精通するマーケターと呼ばれる人を活用する。
市場規模、市場内でのポジショニング、ターゲットの選定など
精緻なリサーチに基づいた資料提出が仕事。

【Flashクリエイター/フラッシャー】
Flashを制作するスタッフ。
インタラクティブなサイト作りにはFlashはかかせない。
小さなボタン制作、簡単なアニメーション、
ActionScriptのプログラミングなど様々なスキルが必要。

【コピーライター】
webサイトの名称から各記事のタイトルを考える
コピーライティング(キャッチコピー・宣伝文句)のプロフェッショナル。

印刷の世界同様センスはもちろん、ウェブではSEOの知識も必須。

【インフォメーションアーキテクター】
webサイトの情報を構成・デザインする人。
具体的には企画書を元に情報整理、サイトマップ、ワイヤフレーム、
インターフェイスを設計する。

ユーザビリティやアクセシビリティや
認知工学、人間工学などの学術的な知識が不可欠。

【イラストレーター】
WEBサイトのイラスト・アイコン・テクスチャーを制作。
デザイナーが兼任する場合もあるが外注が多い。

知識よりセンスが重要で紙媒体のイラスト活動と両立可。
今後、アニメーション専門の「webアニメーター」という職種もできるかも。



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